フリーランスの仕事スキルと生活スキル

フリーランスの生き方を選択する人は、仕事のスキルと生活のスキルの両方が要求されるだろう。仕事のスキルはいうまでもなく、継続的に生活できる収入を得るために必要なものである。

例えば、専門知識だったり、経験に基づいたノウハウ、そして多くの人と協力して仕事するために必要なコミュニケーションスキルも求められるだろう。フリーで独立するにあたって、この点の考慮をせずに決断する人はいないはずだ。

しかし、フリーランスでの生き方を貫くためには、生活のためのスキルも必要であることも忘れてはならないだろう。
生活のスキルとは、自分で自分のリスクを管理するスキルである。会社員は、病気やけがによる休業補償は、公的な社会保険でかなりカバーできる。有給休暇制度もあれば健康保険による傷病手当金、雇用保険によるサポートもある。
そして老後については退職金や企業年金が支えてくれる。

しかし、フリーランスになるとこういったものを一切失うことになるのだ。自分で社会保険に関する手続きをし、万が一の場合の不足額を予想して民間の保険に加入する必要もあるだろう。
仕事の失敗に備え賠償責任保険への加入を考える必要もある。
さらには、老後に備えて、確定拠出年金や小規模企業共済への加入の検討も必要になるかもしれないだろう。

フリーで仕事をする場合には、仕事にまつわることだけでなく、生活のすべてをマネジメントする覚悟とスキルが必要なのである。